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矢切の渡し 朝
矢切の渡し 朝ss
 対岸は戦国時代には小田原の北条氏と、”南総里見八犬伝”で有名な里見氏の国府台合戦が行われた戦場でもあった。その前には、石橋山の戦いで敗れた源頼朝が、安房に渡り北上して上総広常、千葉常胤支持を取りつけ、これらの軍勢が今の江戸川を渡ったところが、矢切の渡し付近とされている。関東武士団だから当然、鎧兜を着けた完全武装で騎乗して渡河したであろう。川底もここは岩盤である。股を締め、前かがみで川に入り、手綱を引き身を起こし後ろ足で底を蹴り馬を浮かせる。武装偵察隊は日が昇る前に渡河、先遣隊が後につづく。この絵はその時を思って朝6時ごろを描いる。     

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