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32アルノ川左岸から見た、サンタクローチェ
ss32aアルノ川左岸から見た、サンタクローチェ
 アルノ川左岸から見た、サンタクローチェの塔。その右側は国立図書館。ミケランジ
ェロ広場から河岸に下ると、清流とはいえないアルノ川のゆったりとした流れに出会う。
1966年には、豪雨がイタリアを襲い、アルノ川の流れは川沿いの町々を飲み込んで、多
大な被害を与えた。ポンテ・ヴェッキオの商店も破壊され、ウフィツィ美術館や図書館、
サンタクローチェ教会も浸水し一面泥沼化してしまい、建物の損傷や貴重な絵画、宝飾、
フィルムなどを失った。いつもはこういった穏やかな流れで、地中海にそそいでいる。
 フィレンツェの歴史はそんなに古くはない。紀元前59年、カエサルが退役軍人などによ
る入植者に土地を与え建設した。古くからはエトルリア人の集落があったが、アルノ川の
氾濫や、マラリアなどの疫害により衰退していた。
                             B5、ペン彩画。

ss32bアルノ川左岸から見た、サンタクローチェ

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