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お絵描きノート007 続・三原色
s色の12色環
 先日、このプログで、絵具の三原色について述べた。上図は、それにもとづいて、ヨハネス・イッテンの色彩論を参考にして、12色環を作ってみた。結構、綺麗に分類できた。この三原色には、いろいろとご意見を頂いた。大勢の意見では、”絵を描くのに三色にこだわるな”ということだった。三原色というより、絵具の基本色の一部であると、捉えたほうが良い。基本色は画家によって選び方は異なる。絵具のメーカーを選択することから始まって、黒系を除いて、7色、10色、24色余などさまざまである。絵は、化学分析によって色を選ぶのではなく、気ままにと言うか、描き手の気持ちを優先すべきである。・・・・まあ、こんな事であった。
 自分では、ホルベインのこの三色はとても気に入っている。もちろん生では使えないが、緑は上図のイエロー(A⇒Y),イエローオーカーか、アンバーを加える。陰はブルー(C⇒B)とレッド(B⇒R)を混ぜ、イエローオーカーか、アンバーを加える。他の色を混ぜて工夫を重ね、自分色を作るのも良し、12色環を作るのもよし、補助色を加えて陰や深みのある色を試すのも良し。絵具で遊ぶのにはもってこいの材料だと思っている。
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