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パドヴァ・サンタ・ジュスティーナ教会
sサンタ・ジュスティーナ教会
 パドヴァの歴史は古く、古代ローマ帝国の属領、アルプスの南のガリア人の地として発展した街である。イタリア北東部の都市(当時はヴェネツィアは誕生していない)の例に漏れず、フン族や東ゴート族、ロンゴバルト族の襲撃を受け、街は何度も略奪・破壊された。小さな町は10世紀頃から発展し、12世紀の大火のあと再建され、今日の街の基礎が作られた。
 街の真ん中に、楕円形の水路を配した大きな公園がある。プラート・デッラ・ヴァッレ公園で、水路の周りには78人の街の歴史上の人物像が並んでいる。その一角に、八つのドームを抱くサンタ・ジュスティーナ教会が建っている。16世紀に建てられたが、どうゆうわけか外壁は、レンガ積みの下地むき出しのままで、完成されていない。まあ、これはイタリア各地で見られる
ことで、珍しくはないが、これでも趣があって良いのだが、気にならないのだろうか。隣には世界的に有名な、パドヴァ大学の植物園がある。

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